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2液型ウレタン塗料パナロック 解説コラム
ワンポイントコラム なぜ硬化剤が必要なのか?
 2液型ウレタン塗料の、主剤と硬化剤が反応する様子として、よく以下のような式が示されます。
ポリウレタン結合の形成式

 化学の難しい話は別として、ここでいちばん注目していただきたいのは、主剤と硬化剤が反応することで、はじめて“ウレタン樹脂”になるということです。

 よく誤解されているお客様として。
 『主剤がウレタンで、硬化剤はその乾燥を助けるためのもの』という方がいらっしゃいますが、これは大きな間違いです。

 (上の式にもあるように)ウレタン塗料の主剤はポリオールというアルコールの1種で、それ単独ではウレタンとしての性能は、まったくありません。
 したがいまして、『乾くのを待つ時間はたっぷりあるし、硬化剤は高価だから、主剤だけ塗装すればいい』という考えは、非常に危険です。
 また、イソシアネート(硬化剤の主成分)の量が足りないと、すべての主剤がウレタン樹脂になることができず、一部がポリオールのままの状態で残ってしまい、耐久性の面などで問題が生じます。

 ウレタン塗料としての本来の性能をお求めでしたら、かならず規定の比率で専用の硬化剤を配合してください。


 蛇足ですが。
 『久しぶりに塗装しようとしたら、硬化剤だけが固まっていた』というお話をよくうかがいます。
 こうなってしまう原因のほとんどは、硬化剤の密閉が不十分だった、というものです。
 上の式にあるように、2液型ウレタン塗料の硬化剤の主成分であるイソシアネートは、ポリオールという物質と反応する性質があります。
 このポリオール(アルコール)の、もっとも小さい単位が“水”なんです。
水とイソシアネートの反応
 密閉の悪い容器では、イソシアネートが空気中の水分と反応して、粗悪なウレタン樹脂として固まってしまいます。
 商品をお持ちの方はご存知かもしれませんが、ウレタン塗料では主剤の容器のフタよりも、硬化剤の容器のフタの方が(パッキンなどが付いていて)密閉性がかなり高くなっています。
 その理由は、水分の浸入が硬化剤の劣化を最も早く進めてしまうからなのです。

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