コンパウンドの形状「リキッドとペースト」
コンパウンド(研磨剤)は、その形状からリキッドタイプとペーストタイプの2種類に、大きく分けることができます。
【リキッドタイプ】とは、やや粘度のある液体状態のコンパウンドたちを指します。
シャンプーのような感じ、といえばイメージしやすいでしょうか。 主に、プラスチック製のボトルに入っています。
【ペーストタイプ】は、”ねり状”とも呼ばれるように、少しかたい、歯磨き粉のような形状のコンパウンドです。 主に、ビニール製のチューブに入っています。
形 状 |
【リキッドタイプ】
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【ペーストタイプ】
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長 所 |
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液状なので、均一に塗り伸ばしやすい。 |
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極少量だけ必要なときにも、取出しやすい。 |
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グレードの高いものまで、バリエーションが豊富。 |
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粘度が高いので、ポリッシャーで使用しても飛び散りにくい。 |
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研磨したい部分にコンパウンドをつけてから、磨くことができる。 |
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内容量が少ないものが多く、1点あたりの商品価格が安い。 |
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短 所 |
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粘度が低いので、ポリッシャーで使用したときに飛び散りやすい。 |
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粘度が高いので、均一に塗り伸ばすのが難しく、慣れない場合は磨きムラが起こりやすい。 |
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開封後の長期保存が難しい。 (比較的、固化しやすい) |
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代表的な 商品例 |
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どちらも一長一短で、最終的な選択基準は、ユーザーの”好み”によるものが多いのが実情ですが。
最近はリキッドタイプのコンパウンドのほうが広く流通しているようです。
特に、ツヤ出し剤に関しては、ペーストタイプはほとんどラインナップがありません。
これは、粒子の細かい研磨剤をペースト状にしにくい、という製造上の理由もありますが、最終仕上げにおいては、やはりリキッドタイプの方がより効果的といえるからです。
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