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気温5℃以下湿度85%以上の場合、また降雨、降雪、強風、塵埃の多い時、炎天下および天候不良となる恐れがあるときには塗装を避けてください。
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溶剤蒸気やスプレーダストを吸引しないように、有機ガス用の防毒マスクなど適切な保護具を着用し、皮膚に触れないようにし必要に応じて保護めがね、保護手袋長袖作業着を着用して下さい。
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直接皮膚に触れないように注意してください。もし触れた場合、ウエス等で充分に拭き取り、中性洗剤で洗ってください。眼に入った場合は、多量の水で洗い、出来るだけ早く医師の診断を受けて下さい。
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良くフタをし子供の手の届かない一定の場所を定めて、空気中の湿気と反応しますので、空気が入らないように密栓し冷暗所に保管して下さい。容器は中身を使い切ってから廃棄して下さい。
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製品安全データシートをよく読んで取扱ってください。
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モルタル素地の強度が不足(シュミットハンマーN型20N/mm2(200kgf/cu)以下、またはスクレパーで簡単に削れる)し
ている場合は、モルタル素地の脆弱層に起因する塗膜の膨れや剥離が発生します。モルタルは打直してから塗装して下
さい。
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排水直後、藻、水垢、チョーキング粉などの汚れを入念に除去して下さい。藻や水垢、チョーキング粉を残しますとそこか
ら膨れや剥離が発生します。プールコート清浄剤を塗付してから高圧水洗(10N/mm2(100kgf/cu)程度)を行なうと比較
的容易に除去できます。
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モルタル素地に背面水が存在して(山の傾斜地や地下水位の高い場所など)、水分や水蒸気が出てくる場合は塗膜が膨
れやすくなります。プールコートNSや樹脂モルタル工法をご検討下さい(弊社にご相談下さい)。
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旧塗膜の劣化・膨れ・剥離が著しい場合は、全て除去して下さい。旧塗膜がアクリル・塩ビの場合も全て除去して下さい。剥離材の使用は密着不良の原因となりますので水洗して完全に除去して下さい。 但し、剥離剤を使用して除去した場合はそれが残ると密着不良の原因となります。水洗やケレンを入念に行い、完全に除去して下さい。また、水洗不要タイプの剥離剤は完全に除去しづらい
ため使用しないで下さい。活膜と共に旧塗膜の膨れの激しい場所がある場合は、その部分の旧塗膜を全て除去して下さい。表面をサンディングする
だけでは膨れ部分のみ除去されてクレーター状の仕上りになったり、基本的に付着力の弱い塗膜を残す事になりますの
で、新たな膨れが発生します。
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新設のコンクリート、モルタル面は、打設後約40日間以上の養生期間をとってpH9.5以下含水率はデジタル式水分計測定5%以下になってから施工して下さい。ポリエチレンフィルムを床面に敷き、周囲をテープで密封して翌日(16時間後)開封する手順で行い、床面が黒っぽく濡れたりフィルムが結露していないことを塗装条件とします。
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新設のコンクリート、モルタル表面に形成されるレイタンスによる脆弱層はポリッシャー等で完全に除去して下さい。
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旧塗膜を半分以上除去しなければならないようなプールは、旧塗膜を全て除去し施工システムRC−304に準じて下さ
い。
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シーラーと上塗り塗料は絶対に混合しないでください。また、はけ、ローラーなどの共用も避けてください。
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水分と反応硬化しますので、湿度、雨、汗等にも充分注意して下さい。開缶後は速やかに使用してください。主剤と硬化剤は必ず規定の配合比(重量比)で配合して下さい。
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入泳者の極端に少ない室内プールでは早期に脱色や白亜化する場合があります。時々表面を洗って頂くか塗替え周期を短くして頂く必要があります。
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下地の水分が多い場合は、塗膜の膨れ剥離の原因となります。クラックやコーナーなどの水分が湧出してくる箇所は塗装しても付着しません。そこを少しハツリ、急結セメント等で完全に
水を止めてから塗装して下さい。急結セメントでもなかなか止まらない場合はプールコート施工ガイドを参照して下さい。
クラックの処理は次のようにして下さい。
@1mm 未満の場合 下塗後、プールコートパテ速乾型N又はハイボンド#3000によるパテ付けを行います。
A1mm 以上の場合 Uカット後、下塗し可とう性エポキシにて処理します。
但し、クラックが動く場合は塗膜の割れの原因となる場合があります。
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小さな破損部や凹部は下塗後、プールコートパテ速乾型N又はハイボンド#3000で処理して下さい。ポリエステルパテ等他のパテ材を使用しますと剥離しますので使わないで下さい。又プールコートパテ速乾型N及びハイボンド
#3000に直接プールコートマイルドAUは付着しません。プールコートマイルドスペシャルを入れてからマイルドAUを塗装して下さい。
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表面のジャンカや目違いの面修正はダイドーレジモル、プールセメントWを使用して下さい。他のセメントフィラーは剥離、膨れの原因となります。
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緻密で吸込みの少ない面はダイヤモンドサンダー掛け、ブラスト処理、エッチング処理を行って下さい。エッチング処理した場合は十分な水洗が必要です。吸い込みのない面は付着性が悪くなりますの
で、吸い込みやすくなったかどうか水を落として確認して下さい。
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最終塗装の際、使用するローラーは毛抜け処理を行ってから塗装して下さい。毛が抜けて突起の原因となります。塗装面に砂や異物を巻き込みますと突起となり、プール使用時に足の裏等を怪我する場合があります。砂や異物の巻き込みに注意し、最終塗装時には事前に全面をチェックして、サンドペーパーやスクレパーなどで突起物を除去してから丁寧に塗装して下さい。
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FRPのジョイント部など、劣化の激しい場所があればその部分をUP−211G、UP−211A(FREライニング工法)に準じ
て補強して下さい。
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屋内プールを塗装する場合は、送風機等にて施工中、施工後十分に換気を行って下さい。
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黒点が発生してしまったFRPプールは、一度発生してしまうと補修施工を行ったとしても、再度発生する可能性が非常に高くなることが予想されます。
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塗装後注水までの養生日数が不足しますと塗膜の膨れや剥離、早期チョーキング退色の原因となりますので最低養生日数は厳守して下さい。
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塗装条件、環境などにより、塗膜の本来の耐久性能が十分に発揮されない場合があります。
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