●短期間で塗装時の光沢がなくなり、ツヤが退ける現象。
●下地塗料の吸い込みによるツヤ引けと、乾燥不十分時のポリッシングによるツヤ退けなどがある。
●相溶性のない異種塗料を混入した場合。
●下地塗料の吸い込みが多い場合や、乾燥不十分な場合。
●可使時間(硬化剤を配合したあとに、塗料を使用することができる時間)を過ぎた塗料を使用した場合。
●上塗り塗料のシンナー希釈が多く、膜厚が薄い場合。
●乾燥不十分で、コンパウンド磨きを行った場合。
●下地塗料の選択に注意し、充分に乾燥させてから研磨し、上塗り塗装を行う。
●シンナーの選定は、メーカーの指示に従い、気温や湿気に注意する。
●異種塗料の混入は行わない。
●コンパウンド掛けは、充分硬化乾燥後に行う。
●塗膜を充分乾燥させ、コンパウンド掛けをする。
●症状がひどい場合は、軽く水研ぎをして、再塗装する。
ロックペイント発行・自動車補修塗装ハンドブックより抜粋
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