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1液型ベースコート塗料プロタッチ 解説コラム
ワンポイントコラム 2液型ウレタン1液型ベースコートの違い
 2液型の【パナロック】と、1液型の【プロタッチ】。
 硬化剤が必要となる方と、硬化剤が必要ない方、というだけの違いでは、もちろんありません。

 まず、かんたんに具体的な相違点を下表にしました。

2液型ウレタン塗料
パナロック
1液型ベースコート塗料
プロタッチ
補足事項
樹脂の種類 アクリルウレタン 変性ポリエステル
硬化剤 かならず必要 不要 例外時を除く)  プロタッチに硬化剤が必要となる場合と、その配合量についてはこちら
上塗クリヤー ソリッド 不要(任意) ソリッド 必要  プロタッチは、どのようなカラーの場合でも、必ず上塗クリヤーを塗装しなくてはならない。
メタリック 必要 メタリック
パール パール
塗装できる
プラサフ
自動車塗装用のプラサフすべて 2液型ウレタンプラサフ
1Kマルチプラサフ
 プロタッチを、ラッカープラサフの上に塗装すると、塗膜性能の低下や仕上り不良の原因となる。
専用シンナー 弱溶剤タイプ
(下地を侵食しにくい)
強溶剤タイプ
(脆弱な下地を侵食する)
 強溶剤タイプのシンナーは、溶解力が強いために、溶剤に対して弱い下地(ラッカープラサフなど)の上に塗装した場合、下地を侵して、ちぢれ(リフティング)等を生じやすい。
塗膜の柔軟性 ほとんどない
(添加剤などで柔軟性とすることは可能)
プラスチックに追随できるだけの柔軟性がある

 これらの点だけを見ると、硬化剤が不要ということ以外は、プロタッチにはあまりメリットがないように感じられるかもしれません。
 しかし、プロタッチにはパナロックよりも優れた特徴が、いくつかあります。

≪プロタッチのメリット≫
メリット1:塗装ムラが出にくい
 プロタッチは、特殊変性ポリエステル樹脂の採用により、メタリックやパールを塗装するときの、吹き付けムラがほとんど生じません。
 また、パナロック(ウレタン)と異なり、上塗クリヤー(ウレタン)とまったく樹脂が異なるため、クリヤーコート時にムラが生じることはありません。
メリット2:ミストのなじみが良い
 プロタッチは、(吹き付けムラが生じにくいという性質から)スプレーミストのなじみが非常によく、補修塗装などでのボカシ塗装(グラデーション塗装)を簡単に、きれいに仕上げやくすなっています。
メリット3:乾燥が早い
 プロタッチは、約10分(20℃)でテーピングやクリヤーコートが可能なほど、速乾性に優れています。ヒーターなどで強制乾燥する必要は、まったくありません。
 これは、速乾性に優れているといわれるパナロックをしのぐ早さです。
メリット4:塗り重ね回数が少ない
 プロタッチは、(パナロックの同等の原色と比較して)隠ぺい性に優れているため、より少ない塗り重ね回数で、塗装を仕上ることができます。作業時間の短縮・塗料使用量の削減が可能となり、コストダウンにつながります。

 これらの特徴から、プロタッチの使用が最も適していると思われる用途例をあげますと、以下のようになります。

≪プロタッチが適した用途≫
メタリックカラー・パールカラーの塗装
 どちらにせよ、必ずクリヤーコートをしなくてはならないメタリックカラーやパールカラーの場合、硬化剤を使用しなくてすむプロタッチを使用した方が、コストを低く抑えることができます。
 また、パナロックと比較してもムラが生じにくいので、経験の少ない方には、特におすすめです。
 乾燥も早く、クリヤーコートまでの時間も短いので、作業時間もかなり少なくなるはずです。
ただし。。。
 プロタッチは速乾性のため、あまり広い面積の塗装には向いていません(補修塗装には最適です)。熟練者でない場合は、自動車の全塗装などの広範囲塗装には、パナロックの使用をおすすめします。
エアブラシでの使用
 硬化剤が不要ということから、使用後に固化して塗装機器を使用困難にしてしまう心配が少ないので、微細なエアブラシで使用する場合におすすめです。
 カラーバリエーションもウレタン塗料と同等に豊富なうえ、ラッカーよりも発色性・隠ぺい性がよく、耐久性にも優れていますので、非常にご活用いただけるかと思います。
ただし。。。
 @最終的にはウレタンクリヤーを上塗に塗装すること、Aラッカープラサフを使用しないこと、をお気をつけください。
小面積の補修塗装
 塗装のミストなじみが良い、ということから補修塗装(タッチアップ塗装)に適しています。
 本来、補修用として使用することが目的のプロタッチは、ボカシ塗装(グラデーション塗装)がきれいに仕上がるように設計されています。
ただし。。。
 調色配合塗料を補修に使用する場合には、マスターカラーを実車カラーに近づけるように手直しする必要がある場合があります。

 また逆に、プロタッチのデメリットから、あまり使用しない方が良い場合の例をあげると、以下のようになります。

≪プロタッチが適していない用途≫
ソリッドカラーの塗装
 プロタッチは、硬化剤を加える手間はかかりませんが、必ずクリヤーコートをしなくてはならないため、ソリッドカラーの場合はあまり省力化・低コスト化とはなりません。
 耐久性の面でも、パナロックのご使用をおすすめします。
大面積の塗替え塗装
 プロタッチは、速乾性に優れている反面のデメリットとして、広い面積を塗装した場合、(熟練しないと)バサついてしまい、きれいに塗装することが難しいという性質があります。
 スクーターやバイクなどでしたら、プロタッチでも問題はありませんが、自動車の全塗装などの場合は、パナロックのご使用をおすすめします。
より高い耐久性を求める場合
 プロタッチは、あくまでもベースコート(カラーだけを塗り上げる塗料)ですので、耐久性はトップコートクリヤーにすべて依存しています。
 『規定の膜厚(50ミクロン)以上の2液型ウレタンクリヤーを上塗している場合は、それに準じた耐久性がある』というメーカーのコメントですが、より高い耐久性を求めるのでしたら、やはりカラーから硬化剤を配合するパナロックの方がおすすめとなります。
細かなマスキングや、複雑な塗り重ね塗装
 プロタッチは、原則的に硬化剤が不要な塗料ですが、2層以上に塗り重ねを行う場合は硬化剤を加える必要があります。
(⇒硬化剤が必要となる場合、を参照)
 また、表面乾燥が早く、塗装後10分程度で上塗りクリヤーの塗装が可能である反面、マスキングを行うためには十分に乾燥をさせる必要(12時間以上×20℃)があるうえ、塗膜そのものに柔軟性があるため、あまり微細なマスキング作業では塗膜がマスキングテープによって引き剥がされてしまいやすいという性質があります。
 微細なマスキングや複雑な塗り重ねを行うカスタム塗装などの場合は、パナロックをご選択ください。
すでにラッカープラサフが塗装されている場合
 プロタッチは、ラッカープラサフの上には絶対に塗装しないでください
 充分な塗膜性能が発揮できなくなるだけでなく、仕上りが悪化する場合があります。
 すでにラッカープラサフを塗装してしまった場合や、お手持ちのラッカープラサフをどうしてもご使用になりたい場合は、パナロックをご選択ください。

 以上のように、2液型ウレタン塗料【パナロック】と1液型ベースコート塗料【プロタッチ】のどちらをご使用になるかは、ケース・バイ・ケースということになります。
 お客様によってニーズは様々ですので、ご使用目的に合わせてご選択ください。
 さらに詳細なご説明をお求めの場合は、お問合せフォームから、お気軽にご相談ください。
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