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1液型ベースコート塗料 解説コラム

ワンポイントコラム 肌伸び性と芯締まり性
 上塗り専用の、トップコートクリヤーの性質として、『肌伸び性』と『芯締まり性』ということが議論されることがあります。
 これは、塗装表面の仕上りに大きく影響する、塗料の乾燥(硬化反応)過程を、示したものです。

◎肌伸び性
 『肌伸び』とは、スプレーガンで吹き付けられて塗料が、乾燥(硬化)するまでの間に、一面に滑らかに広がろうとする現象のことです。

スプレーガンから吹き付けられる塗料は、微細な粒状で、塗装面に付着します。
塗装面に付着した塗料の粒は、表面に沿って、滑らかに広がっていきます。
吹き付ける塗料の量が増え、時間が経過するにつれて、表面はよりフラットになっていきます。
最終的に、完全にフラットな塗膜になるのが理想的です。

 この『肌伸び』の性質に優れた塗料は、乾燥(硬化)後の表面がより滑らかになるということから、表面の光沢性も高く、仕上がり感も良くなるという傾向があります。
 当店で取り扱っているマルチトップハイクリヤーは、肌伸び性に優れたトップコートクリヤーで、外資系高級クリヤーに匹敵する、しっとりとした肉もち感のある仕上りを形成する、高品位上塗り用クリヤーです。
 肌伸び性に優れた塗料において注意すべき点は、肌伸び性が良いということは、乾燥(完全硬化)が遅いということにつながりますので、厚塗りしすぎたり、充分な塗装間隔を取らなかったり、エアブローが不足すると、タレやすくなるというデメリットがあります。

◎芯締まり性
 ウレタン塗料のような2液型の塗料は、硬化剤と化学的に反応することで塗膜を形成します。これは、溶剤成分が揮発して乾燥する現象とは、根本的に異なります。
 溶剤の揮発(乾燥)は、塗膜の表面から起こっていくのが通常ですが、塗料(主剤)と硬化剤との化学反応は、塗膜の内部で起こります。
 『芯締まり』とは、この硬化反応の進み方をさしています。
芯締まり性が悪い塗料は、表面が乾燥してきても、内部の硬化は進みにくい。
芯締まり性に優れた塗料は、表面の乾燥とともに、内部の硬化反応も速やかに進む。
 芯締まり性が悪い塗料の場合、温風などでいくら表面を乾かしたとしても、塗膜の内部がいつまでも柔らかい状態(中うみ)となり、塗装作業性に劣ることになります。短時間で、完全な硬化乾燥状態とするためには、塗膜の内部から加熱することができる、赤外線ヒーターなどが必要となります。
 一方、芯締まり性に優れた塗料の場合は、あまり加熱を行わなくても、しっかりと硬化反応が内部から進行していくために、より短時間でコンパウンド研磨が可能になるなど、作業性の面で大きなメリットがあります。
 当店で取り扱っているマルチトップクリヤーSHは、芯締まり性に優れたトップコートクリヤーで、加熱乾燥設備がない環境でも、しっかりとした塗膜を短時間で形成できる上塗り用クリヤーです。
 芯締まり性に優れた塗料において注意すべき点は、気温が高い場合、硬化反応が非常に早く進行するため、シンナー選択を誤ると表面が荒れたような状態になってしまうことです。遅乾型硬化剤や夏型シンナーなどを適切に使用してください。

 以上のように、『肌伸び性』と『芯締まり性』は、塗料の性質としてほぼ逆の性質をさしています。
 より高い仕上りを求める場合は、肌伸び性に優れた塗料の方が適していますが、乾燥途中にホコリが付着してしまったり、垂らしてしまっては、せっかくの仕上りが台無しになってしまいます。
 また、コンパウンド研磨のタイミングを誤ると、取り返しのつかない深い傷を塗膜につけてしまうこともあります。
 芯締まりタイプを、すこし乾燥が遅い条件(遅乾型硬化剤と標準型シンナーの組み合わせなど)で使用してみる、という方法もベターな選択肢です。
 どちらのタイプの塗料を選択されるかは、お客様の塗装環境や条件によって異なってまいりますので、どちらのタイプかで迷われた場合は、当店へお気軽にご相談ください。

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