ひとつめのポイントは、どんな素材に盛付けるのかということです。 通常の自動車補修用のパテは、基本的に鉄(鋼鈑)に対してしか付着性がありません。 また、硬化後は硬くなるため、プラスチックなどの柔軟性のある素材に盛付けた場合、動きに追随できずにひび割れてしまう可能性があります。
ふたつめのポイントは、どのくらいの厚みを盛付けるのかということです。 パテにはそれぞれ『最大膜厚』という、盛付けることができる限界の厚み、というものが設定されています。 この充填可能な深さ以上に、無理に盛り付けると、硬化後に異常にヤセてしまったり(体積減少)、 割れたり剥がれたりしてしまいます。